Forest & Music

森と音楽

自然-植物

長野の春は鳥のさえずりに満ちている

春から初夏にかけて、鳥たちは忙しくなります。 夏鳥として日本に渡ってきた鳥のオスはさえずり、ペアができると繁殖、そして秋には南へ飛び立ちます。 逆に、冬、日本に渡ってきた冬鳥たちは春、寒いところへ旅立っていきます。 南からやってきたキビタキの…

春はこれから

長野に来ています。 やっと目が覚めた植物たち。春はこれから。

ハニーローザが咲きました

犬の散歩で歩いていると、シンボルツリーが玄関先に植えられているのを見かけます。 多いのはシマトネリコですが、オリーブやハナミズキ、ヤマボウシなども見かけます。我が家は花も団子も、という欲張りなので、玄関先にハニーローザというスモモを植えまし…

借りていた畑撤収

抽選で当たった畑、3mx4mという小さいスペースでしたが、2年間いろいろなものを作りました。 それが2月いっぱいで空けてくださいという連絡が来て、この週末、残っていた白菜と大根を抜いて撤収しました。 自家消費分ならこれくらいのスペースでも十分…

実物を見なくてもいい?

先日、家具屋さんをブラブラ見ていて、素敵な無垢の椅子があったので座ってみました。すっとおしりに馴染み、固い座面のはずなのに痛くなくてずっと座っていられそうです。お値段1脚80000万超え! その隣に置いてあった同じく無垢の椅子は2万しません…

木偏に冬

木偏に冬と書く漢字、柊。ヒイラギと読みます。 なぜヒイラギが冬を使うのか・・・。 ヒイラギの花は初冬に咲くのです。 トゲトゲの葉は近づき難い雰囲気がありますが、花は良い香りがします。 この時期、ビワの花も咲き始めています。ビワの花もとても良い…

公園のコブシ

犬の散歩で見たコブシは、冬芽、実、紅葉を一緒に見ることができました。 オミクロン対応のワクチンを打ってきました。腕の痛みとダルさ、微熱の副反応ありで、今日は静かにしていようと思います。

晩秋の森

しばらく山へ行っていました。 長野の山は晩秋です。 カラマツの紅葉。ハラハラと雪のように舞い落ちます。この時期ならではの贅沢な時間。 クリの葉も落ちてしまい、イガが少し残っています。 コブシの冬芽。植物たちは寒い冬を乗り越える準備をしています。…

キンモクセイの二度咲

キンモクセイが再び咲いています。茶色くなった花は古いもので、同じところから2回目の花が咲いています。 植物も気温の変化についていくのが大変そう。

ムラサキシキブの実

まるでお菓子のような質感の、ムラサキシキブの実。森の中は、そのほかにもチョウセンゴミシの実やミヤマガマズミの実、クリの実がたくさん! 食べられるキノコ、食べられないキノコがたくさんありました。 楽しい一日でした。 rakuten_design="slide";rakut…

同定の難しさ

花はカシワバハグマに似ています。でも葉の形が違う・・・。東北(岩手)で見かけた植物です。 結局、その場ではわからず、東京に戻ってから図鑑で調べました。 たぶん、オクモミジハグマではないかと思います。 森林インストラクターなのに知識が乏しく恥ず…

ノブドウ

ノブドウの実が目立つ季節になりました。 紫色や青、ピンクと綺麗な色の実が目にとまりますが、この色は虫えいによるものとされています。 そしてノブドウは薬効もあるとか。 ご近所で植えている家もあるので、我が家も植えてみたい気もしますが・・・。 ***…

ブナの実

今年はブナが豊作と聞きました。豊作って全国的にということなのでしょうか、それとも地域によって違うのかな。いつか誰かに聞いてみたいです。 ブナの実はクマの大好物。 山でもクマの目撃情報が増えてきました。冬ごもりの前にたくさん食べるため、動き回…

ツリフネソウとキツリフネ

同じような形の花ですが、しっぽのような部分が違います。 ツリフネソウはクルクルと巻いていますが、キツリフネはヒョロンと伸びています。 ツリフネソウ キツリフネ 花の奥には甘い蜜があり、虫たちは潜らなければなりません。その時に花粉が体に付き、受…

ゲンノショウコ

森林を歩くと、1週間ずれれば違った花が咲き始めます。植物は咲き出す季節を知っていて、とてもおもしろいです。 見かけたゲンノショウコ。「現の証拠」と名前がつくくらい、煎じて飲むとすぐ効くらしいですが、花が咲いていないと気づかない植物でもありま…

シロザ

シロザはヒユ科アカザ属の一年草です。 犬の散歩時によく目にします。 まだ若い葉の部分は白い色をしています。なぜ白いんだろう、と少し取ってきて虫眼鏡でのぞいてみたら・・・。 葉の表面に白い粉のようなものがついている!こすってみたら取れました。 …

季節を知っているヒガンバナ

我が家は住宅だらけの中の1軒ですが、なるべく土を残してほしいと頼んで、玄関脇にニッチなスペースを作ってもらいました。 たいしたものは植えられないスペースなので、季節が来ると芽を出し、いつの間にか休眠する福寿草や彼岸花など季節を感じるものを植…

コミカンソウ

最近良く目にするコミカンソウ。ガレージにいっぱい出てきたので抜いたところ花も見ることができました。 上から見ると気づかないのですが、裏には本当にミカンそっくりの実がなっています。 地味な花。下を向いて咲いているということは、もしかしたらアリ…

お茶の木の実(チャノキの実)

今朝の犬散歩で、生け垣にしてあるお茶の木にたくさんの実がなっているのを見つけました。 お茶の木、正式名はチャノキです。ツバキ科ツバキ属なのでツバキの実の形に似ています。 これでオイルを絞れるのかなと思い、ネットで調べると、良質なオイルが取れ…

クルマバザクロソウ

関東でも台風の影響が出始めました。スコールのような雨が降ったりやんだり。 台風の影響が出ないうちにと、朝一番に郵便局へ向かって早足で歩いていたら、ふっと足元の植物に目が止まりました。 クルマバザクロソウです。外来種です。 最近、雑草と呼ばれる…

クスノキの葉をとってきました

朝の犬散歩時に、街路樹で植えてあるクスノキの葉が歩道にたくさん落ちていたのを取ってきました。 仕事前で思いつくままのひどい文章ですが、忘れないよう書き留めておきたいと思います。 葉の表と裏です。 茶色い斑点はカメムシに汁を吸われたところです。…

フン害でヨコバイの仲間に気付いた

ガレージの後ろに植えてあるプラムの木に、グリーンの小さな飛ぶ虫がたくさんついています。 車のボディーにサビのような茶色い点々の汚れがついているのを見つけ、周りを見てみたらプラムの葉にグリーン色の飛ぶ虫が大量に発生しているのに気付いたのです。…

ボタンクサギ

数年前までは、こんなにあちこちで見かけることはなかったように思います。 今や公園にも、ちょっとしたニッチな道端のスペースにも増えている印象です。 葉をちぎるとクサギの葉のにおいがします。 華やかな花なので、目立ちます。この花のおかげで大事にさ…

ツルリンドウ

リンドウ科ツルリンドウ属 (2022.8.12撮影 山形) 寒い時期に、クリスマスの飾りつけに使いたくなるような、目立つ赤い楕円形の実をつけます。 花は五角形。なぜ五角形なのでしょうか? 五角形で思いつくものといったらオクラです。切り口はタネが入ってい…

オオハンゴンソウ

今回の山形でも、前に行った新潟でも、今やどこでもかもしれませんが、この時期オオハンゴンソウの花が咲いているのを見かけます。 花を見ると園芸種のルドベキアに似ていますが、この植物は特定外来生物に指定されています。根からアレロパシーという物質を…

暑い東京、でも秋の気配?

犬の散歩で通る公園のサクラの木ですが、色とりどりの葉が落ちていました。今日は風が強かったので、そのせいもあるかもしれませんが、秋の気配もあるのでしょうか? 仕事でお金をいただくということは、それなりに大変です。 今日も嫌なことがありましたが…

ノブキ

山形の県民の森を歩いてきました。 初めてみたノブキ。 葉はフキに似ていますが苦くて食べられないそう。 小さめで地味ですが可愛い花です。 林道に入った途端、襲ってくるブユ(ブヨ)たち。 最初は払いながら余裕で植物を見て楽しんでいたのですが、途中か…

似ているけれど違う

本日はちょっとしたトレッキングをしてきました。歩いたのは山形県の標高1000mくらいのコース。 実はコブシに似ていますが、葉は形も質感もコブシと違います。 タムシバです。 そして、こちら。葉だけ見るとタムシバの葉のようにも見えてしまいますが、…

ガマ

田んぼの脇にあったガマに、穂が出来ていました。 (2022.7.16撮影) このガマの穂、風の力でタネを飛ばします。 茶色の穂はじっと強い風が吹くまで待っているのです。そしてある日、強風が吹いた時に風に乗せて白く弾けたタネを遠くへ、遠くへと飛ばします…

外来種の扱い オオハンゴンソウ

外来種が在来の植物を駆逐してしまう危険があるため、駆除しましょうという話を時々聞きます。 明治の頃日本に入ってきて、そのまま市民権を得ているもの、もっと最近になって入ってきて嫌がられているもの、逆にタケニグサのように嫌な雑草扱いしていたもの…