Forest & Music

森と音楽

肝臓を労る=体重が落ちる

先日、親指の先が痛くなり、近くのホームドクターに相談しました。

以前から、血液検査の結果でリウマチの値が高いと言われていたので、ついにリウマチを発症したのかと心配になったのです。

血液検査をしてもらい、後日結果を聞きに行くと「全く問題がないのでまだ痛みが続くのなら整形外科で診てもらったらいいでしょう」と言われホッとしたのですが、コレステロールが高めですね、と言われました。そういえば、前に受けた人間ドックで脂肪肝になりかかっているかも、とも言われていたのを思い出しました。

アルコールは飲まないのに、脂も気をつけているのになぜ?と思っていました。

そんな時、この本を知りました。

 

 

 

 

肝臓外科の先生が書かれた本で、肝臓移植をする時、ドナーの肝臓が脂肪肝だと移植した肝臓が働かないのだそうです。その脂肪肝を改善する方法が食事の改善で、3ヶ月という短期で体重を落とし、あとはそれをキープするというものです。

私のBMIは高くはないですが、脂肪肝だと困るなぁ・・・。

 

体重を落とすと、まず肝臓の脂肪が落ち、それから内臓脂肪、そして皮下脂肪と落ちていくそうです。肝臓のために体重を落とすということに納得し、ちょっと挑戦してみようかなと思える内容です。

 

やることはシンプルです。糖質を制限し、野菜の量を増やすだけ。そして筋肉のためにタンパク質をきちんと取ること。これならできそうな気がしてお盆過ぎから始めたところ、現在で2kg弱、体重が落ち、体が軽くなったように感じます。次の1ヶ月でまた2kgに挑戦してみようと思います。

 

今まで熱中症にならないようにとスポーツドリンクのペットボトルを飲んだり、少しでも体にいいだろうと野菜ジュースを飲んだりしていましたが、スポーツドリンク500ccはシュガースティック10本分と読み、糖分の取り過ぎに驚きました。また、野菜は野菜のままで取るのがいいようです。

 

 

2016年のデータでは日本人の2266万人が、脂肪肝(非アルコール性脂肪性肝疾患)だそうで、年々増えているとか。

沈黙の臓器である肝臓は症状が出てからでは遅いので、今から意識して大事にしようと思います。