Forest & Music

森と音楽

余白のない東京

午前中、都内へ出ました。朝の通勤時間帯に乗った電車はギュウギュウ詰め。テレワークとかコロナ禍とか、どこに行ってしまったんでしょうか。

東京の感染者数は最近増えているし、電車の中で咳をしている人がいるのに避けられない、今は経済を止めないということを優先していますが、完全に緩めてしまうのはまだ早いんじゃないかなぁと、頭ではなく肌で感じます。

おまけに、山手線が突然、緊急信号のため急停車し、電気、冷房が切れてしまいました。「今、点検しています。冷房を切っているので窓を開けてください」と車内放送が入ったのですが、窓を見ても開かない窓・・・。

コンクリートから湧き上がってくるような殺人的な暑さ、駅も、駅の通路も隙間がないほどの人、東京は決して住みやすくはないなぁと思います。

分刻みの通勤電車が毎日たくさんの人を中心に運び、夕方、同じようにたくさんの人が帰っていくというちょっとおかしな日々、電気がないと成り立たない生活の中でEVを推し進めようとしている政策、色々なものがギリギリのところで成り立っていて、一つが塞がってしまうと抜け道がない、余白がないと感じる、ものは豊かでQOLは豊かでない東京でした。

 

帰宅時に、デパートでお昼用のパンを買ったのですが、これで950円。高級なパンだと思いますが、普通の主婦が食べるにはもったいない。味わって食べようと思います。